いろいろな方のブログ記事を拝見させてもらっていると、ちょくちょく目にする「ブログの直帰率」。
この直帰率はGoogle Analyticsで簡単に確認することが出来ますが、正直私はあまりこの数字は気にしていません。
しかし気にしている人がいるのも事実で、先日ちょっとGoogle Analyticsを眺めていたら
「はてなブログで記事を書いている以上、ある程度直帰率が高くなってしまうのは仕方ないのかもしれない」
とも思いました。
どういうことでしょう??
あくまで私の当ブログに限った話ではありますが、はてなブログで直帰率が高くなってしまう理由を書いてみたいと思います。
そもそも直帰率って何?
ブログを始めたばかりの方だったりすると初めて耳にすることもあるかもしれないので、いったんここで直帰率について復習しておきます。
簡単に言えば「自分のサイトに来た人のうち何%の人が何もせずにページを閉じたか」
「何もせず」ってどういうこと?となりますが、例えばページ内のリンク(アフィリエイトなどのリンク、関連記事のリンク、過去記事のリンク、自分が紹介したいページへのリンク(言及っていうやつです))を踏んで他のページ(リンク先が自分のページであろうと無かろうと)へ移動すれば、その訪問者は行動した!と見なされます。
そういったリンクを踏まずに、とりあえず記事を読むだけ読んでページを離れてしまった人を「何もしなかった人」としてカウントしていきます。
はてなブログで直帰率が高くなるとは??
ここは完全に私の推測なので、賛否両論あるかもしれませんが可能性の一つとして書かせてもらいます。
はてなブログでブログを書いている人であれば誰でも知っているであろう「読者登録」と「はてなブロググループ」。
この2つの機能が直帰率を上げているのではないかと思っています。
というのも、先日Google Analyticsを眺めていると、こんなレポートが表示されました。
「hatenablog.com」からの直帰率が85%で、その他が68%!!??
…ちなみにセッション時間にも開きがありますね。。
流入元の「hatenablog.com」が正確には分かりませんが、おそらく読者登録していただいている方々が自分のダッシュボードから見れる「購読中のブログ」という一覧からページを訪問してくれたり、記事を投稿した際に指定したグループに新着記事として掲載してくれる「はてなグループ」経由かと思われます。
検索流入でページを訪問してくれた人と、はてな系で訪問してくれた人では何が違うのでしょうか??
自分が訪問する側になってみるとなんとなくこう思うのです。
【検索流入の場合】
○○を調べたいと思い、Google等の力を借りて検索したとしましょう。そして検索結果を見て良さそうなページを開けてみます。すると、そこには自分が知りたい・調べたいと思っていた内容が書かれている記事でした。しかも記事中や記事末に関連記事や追加情報が記載されていそうなリンクが貼ってあったとすると、クリックして追加情報を見たくなると思いませんか??私はかなりの確率でリンク先を見に行くかと思います。
【はてな系の場合】
自分のダッシュボード経由で「購読中のブログ」を開けてみます。すると、そこには見慣れたブロガーの方々の新着記事がたくさん載っています(この一覧を見るたび、自分も記事を書かなくては!と勝手に刺激を受けています(笑))。もちろん読者登録をさせてもらっていますので、片っ端から記事を読んでいきます。しかし、、新着記事を読んでその記事内のリンク先を踏むかと言われると機会は少ないように思います。
なぜなら、この入り口は「自分が知りたいことを調べるためにページを訪問しているわけではないから」です。
書かれている内容についての関係記事だったり、過去記事だったりのリンクがあっても、自分が今今知りたい情報を読んでいるとは限らないためリンクを踏む率は下がります。さらに、長期にわたって読者登録させてもらっているブログだと、過去記事と掲載されていても「これは読んだことあるな~」と思うことも多々あり、これまたリンクを踏まないことが多いです。
以上のことを踏まえると、Wordpress等と比べてSNS的な要素も含まれている「はてなブログ」は、リンクを踏みにくい訪問者が少なからず一定数いるかと思いますので、そういった方々が多いブログほど直帰率という点では不利になるかもしれません。
直帰率は低い方が良いのか??
「はてなブログ」が直帰率が高くなりがちかも??という内容でここまで来ましたが、そもそも直帰率ってどこまで大事な指標なのでしょうか??
冒頭でも書きましたが、私は全く気にしていません(仮に100%となると考えるかもしれませんが…)!!
それにGoogle Analyticsヘルプにも次のように記載されています。
直帰率の高さについて
直帰率の高さが問題になるかどうかは状況によります。
直帰率の高さが問題になるのは、ユーザーがサイト内の複数のページを閲覧することが必要な場合です。たとえば、サイトのトップページがサイト内の他のページ(ニュース記事、商品ページ、購入手続きなど)の入り口として機能している状況で、多くのユーザーがトップページのみを閲覧しているとすると、高い直帰率は望ましくありません。
一方で、ブログのような 1 ページのみのサイトや、その他の 1 ページのみのセッションが想定されるようなコンテンツを提供している場合、直帰率の高さはまったく問題になりません。
引用元:アナリティクスヘルプ>ヒント>直帰率
私のブログは奇跡的に検索流入がPV数を稼いでくれているので大きな影響を受けていませんが、例え「はてな系」が圧倒的に直帰率を上げているブログサイトでも大きな問題として考える必要はなさそうです。
直帰率を下げるために出来ること
それでも直帰率を少しでも下げたいという方もいらっしゃるかと思いますので、出来ることを紹介します。
ページの読み込みスピードを上げる
あるサイトのページを開こうとした際に、読み込みにすごく時間がかかる時ってありますよね??
そんな時皆さんはどうしますか。
気長にページが開くのを待ちますか??
…私はそっとページを閉じます(笑)
私のような人対策に、やはりページの読み込みスピードはある程度早くしておく必要があります。
画像を圧縮してから載せるとか、無駄なCSSを外すとか…いろいろ対策はあるかと思いますので、ノーチェックの人は是非お試しあれ。
ちなみにスピードチェックはこちらでどうぞ↓
developers.google.com
はてなグループを見直す
※ここは完全に持論になります。
ブログ始めたばかり、PV数を少しでも稼ぎたい場合に有効な手段の一つである「はてなグループ」。公式のグループは3つまでしか登録できませんが、非公式のグループは際限なく登録することが出来ます。
そのため、非公式グループに片っ端から登録されている方もいるかもしれませんが、ある程度見直ししてみても良いのかもしれません。
→私のようにGoogle Analyticsで「はてな系」が直帰率を上げているというデータが確認されなければ不要です。
はてなブログの非公式グループはこちらで紹介しています↓↓
www.yakuzari.work
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内部リンクを見直す
個人的にはこれが一番効果があるのではないかと思います。
新しい記事が完成して投稿して、数時間~数日後に気付くことがあります。
それは、
「新しい記事にリンク貼るのを忘れてた~」
と、
「過去の記事に新しい記事のリンク貼るのを忘れてた~」
です。。
普段からPV獲得のために内部リンクには気を使っているはずなのですが、それでも記事数が140を超えてくるとどうしても孤立してしまう記事が何記事もあります→適宜リライト中!
新しい記事を書き続けるのももちろん大事ですが、たまには内部リンクを見直す日を作っても有意義なのかもしれませんよ!