かれこれこのブログを立ち上げて1年以上が経ちました。
それまではインターネット上のあらゆる「情報」(ブログなども含めて)を見る側だった自分が、提供する側となり色々と考えさせられることが多々あります。
今回は、そんな私がブログに書かれている情報について感じていることを考えてみたいと思います。
結論は
「その情報は本当に正しいかどうかを判断するのは読者自信」
ということになりそうです。
- インターネット上でブログなどから情報を探す
- 検索順位が上位=正しい情報、下位=誤った情報なのか??
- 訪問したブログ記事の信憑性を何で判断するか
- ブログの情報の信憑性を判断する基準
- ブログによる情報の信憑性=日々の積み重ね
インターネット上でブログなどから情報を探す
仮に、何かをパソコンやスマホを使って調べてみます。
多くの方はGoogle やYahoo!の検索エンジンを使って目的の情報を探しに行くのではないでしょうか。
検索窓に「○○ 使い方」などのように検索します。
すると、主にGoogleの判断によって検索者が探している疑問に関して関係性が高いであろうページがずらーっと並べられます。
そして大部分の方が検索の1ページ目に表示されている、しかも上位に表示されているサイトに移動して情報を探すかと思います。
検索順位が上位=正しい情報、下位=誤った情報なのか??
ここで疑問に思うことがあります。
果たして、
検索順位が上位のページの情報は必ずしも正しい情報なのか?
という素朴な疑問です。
もし検索順位が上位のページの情報が正しいとするならば、下位のページの情報は誤った情報なのか??
Googleも常日頃から検索のアルゴリズムの改定を行っており、ある日突然今までは検索順位1位だった記事が、圏外に跳ばされることもあります。
それでは、圏外に跳ばされた記事の情報は誤ったものなのか??
恐らく違いますよね。
もちろん検索順位が大きく変わった場合は何かしら理由があると考えられますが、少なくても情報が「正しいor正しくない」というレベルではないはずです。
ドメインパワーの関係か、外部リンクの数の関係か、記事の文字数の問題か、、その他もろもろの要因が複雑に絡まりあって順位が決定されています。
となると、情報が正しいか正しくないかの判断を検索順位だけで行うことは軽率であることが伺えます。
訪問したブログ記事の信憑性を何で判断するか
検索順位だけで情報の正誤を決めつけるのは軽率との話ですが、何かの縁があり
Google検索で「〇〇(←薬の名前) 使用方法」で調べて下のような記事(私の過去記事になります)に到達したとします。
もちろん嘘は書いてないつもりですし、一薬剤師としての意見も付けて記事として成り立たせているつもりです。
ですが、この記事の内容が100%正しいかどうかの判断はどこの誰がするのでしょうか??
もちろんブログ主である私は「正しい」と考えている内容を記載していますが、その思いを読者の方に直接語ることはできません。
それに、ブログ主である私が「正しい」と考えているだけで、世の中的には「誤っている」可能性も否定できません。
あくまで読者の方が文面等から信憑性を感じ取り、正しい・正しくないのジャッジを下さなければなりません。
ブログ主の信憑性は?
記事の内容以外にも信憑性の判断が必要な場面があります。
それは、
ブログ主の信憑性です。
「病院薬剤師をしています」
「30代主婦です。子供を3人育てています」
「現役大学生ブロガーです」
などなど、そのブログ主のプロフィールにその方の背景を紹介している方が多いかと思います。
私も実際にプロフィール欄に「病院薬剤師」であることを明言しています。
しかしですよ??
私が「病院薬剤師」というのは本当のことなのでしょうか?
もちろん手元には薬剤師免許証があるので写真に撮って画像をアップすればよいのかもしれませんが、私は少し抵抗があるのでオープンにはしていません。
ですが、おそらく読者の中の方の少なくても一部は「薬ザリのブログ=病院薬剤師によるブログ」として見てくれているはずです(…そう信じたいです)。
ここを疑いだしたらどうしようもないので掘り下げないことにしますが、記事そのものに加えてブログ主の信憑性も自然と読者は判断させられているのかもしれません。
ブログの情報の信憑性を判断する基準
ブログ主は正しいと思って記事にしていても世間的には間違いであったり、ブログ主が職業などの背景を公表していてもそれが絶対に正しいとは言い切れない中で情報の信憑性を自然と判断させられているのが現状ですが、果たしてその判断基準はどこにあるのでしょうか??
ブログであれば記事の数がある程度多いと信頼できる
→仮に1記事しかないブログの場合、その1記事が正しいことを述べていても人によっては素直に受け止められないかも
読みやすい文章である
→正しいことを書いていても仮に文章が読みにくい記事であった場合、読者は読む前に離脱したくなります
プロフィールがしっかりと記載されている
→そのブログを隅から隅まで見ていると、大体のブログに設置されている「プロフィール」。ここにブログ主が何者なのかなどの紹介が入っていると、読者もその目線で記事を読むことができるので信憑性も増してきます(繰り返しになりますが、そこに書いてあることが本当なのかどうかは不明です)。
こんなところでしょうか?
あとはブログのデザインなんてのも大事かと思います。デザインによって記事の情報自体が変わることはありませんが、読者側からするとその記事に対する印象がだいぶ変わるので大事ですね。
以上を踏まえて、ブロガー目線で考えてみると…
ここまでは読者サイドからのことを書いてみましたが、話を脱線させます。
というのも記事を書いていて、ふとブロガー目線のことも書きたくなったので予定外に書きます。
さきほど読者が信憑性を判断する材料として
「記事の数がある程度多いと信頼できる」
「読みやすい文章である」
「プロフィールがしっかりと記載されている」
の3つを紹介しましたが、この3つを並べてみて気づいたことがあります。
「これって、アドセンスの合格基準で言われていることじゃない??」
つまり、
「Google様が重視していることに通ずるものがあるんじゃない??」
ということです。
意図してこの3つを挙げたわけではないのですが、気付いたらこうなってました(笑)
アドセンスの広告を載せて収益を考えるのも考えないのもブロガーそれぞれの勝手ですが、もしかすると収益を考えていなくてもアドセンスの審査を受けてみて、自分のブログの評価を対外的にしてもらうのも良いのかもしれませんね。
ブログによる情報の信憑性=日々の積み重ね
信憑性、言い換えると信頼性というのは1日2日で確立されるものではありません。
特にインターネット上のブログを介しての信憑性・信頼性なんていうものはお互い顔を向き合わせているわけでもないので更にハードルが高いと思います。
そこでどのようなところに注意してブログの信憑性を判断すれば良いのか?
読者の方は、是非そのブログの隅から隅まで見てみてください!
おそらくブログ主の方がどのような人なのかが垣間見れる瞬間があるかと思います。
その垣間見れたブログ主の人柄などを汲んで記事の信憑性の判断材料にしてみてください!
ブログ主の方は、やはり「日々の積み重ね」が大事です!
例え不定期であっても記事を積み上げていくことで、ブログ主の背景や情報の説得力のようなものが記事から自然と出てくるかと思いますよ。