子供は本当によく熱を出します。
親が休みである土日は元気いっぱい遊んで、月曜日の朝起きるとなぜか身体が熱い??
恐る恐る熱を計ってみると、39度!!
うちの子はよくあります。
もちろん個人差はあるかと思いますが、職場の同僚のお子さんもよく熱を出して有給等を使うことになっている様子などを見ているとどこの家庭も同じなのかな?と思ってます。
そんな熱を出して苦しんでいる子供を見て、私たちは何をしてあげられるのでしょうか??
急な発熱に対応するには、必要最低限これくらいは家に常備しておきたい3商品を紹介したいと思います。
- 子供が高熱の時に必要なもの①:正確な情報を得るため&楽に得るために必要な体温計
- 子供が高熱の時に必要なもの②:あらゆる場所を冷やすのに重宝する氷嚢
- 子供が高熱の時に必要なもの③:熱を出している子供に一番必要なものであろう「水分」
子供が高熱の時に必要なもの①:正確な情報を得るため&楽に得るために必要な体温計
子供のおでこや身体、顔を触るとなんとなく
「あっ、熱がありそう??」
とか、
「ん?37度後半ぐらいあるかな??」
なんて予想は付きますが、あくまで予想だけで病院に行くわけにもいきません。
やはり正確に計測する必要があります。
「体温計」
ですね。
一言で体温計と言ってもいろいろと種類がありますが、個人的に重視していることがあります。
それは、
「測られる人、測る人お互いが楽に計測できる体温計」
を選ぶということです。
「測られる人=熱を出しているであろう子供」です。つまり、熱を出して苦しんでいる子供です。苦しんでいる子供に5分も体温計を脇の下に挟んでおくのは可哀相ではないですか??
状況によっては「これやりたくない!!」と言われながら無理矢理測ろうとする親からしても大変ではないですか??
それなら一瞬で測れるタイプのものを選べば良いんです!!
個人的なおススメはこちらですね。
一瞬で測れるタイプは正確じゃないんじゃないの??
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、注意点を守れば問題ないと思いますよ。
そもそも、0.1度や0.2度の誤差があったところで親としての対応って何か変わりますか??
普通は変わらないと思います。もし「いや、正確な体温をどうしても知りたい!」と考える親御さんがいれば他のタイプの商品を探した方が良いかもしれません(外気温で多少の誤差は出てしまうようです。極端な室温でない部屋に保管していれば問題ないと思われます)。
体温を測ることで子供も親もストレスフリーになるであろう短時間計測タイプの体温計を私はおススメします。もちろん上記以外の商品も多数売られているのでチェックしてみて下さい。
子供が高熱の時に必要なもの②:あらゆる場所を冷やすのに重宝する氷嚢
発熱している子供が目の前にいるとします。
身体中のどこを触っても熱く、
「いち早く熱を下げて楽にしてあげたい!」
と親としては考えます。
そんな時は解熱剤(いわゆる熱冷まし)を飲ませる!
という手もあります(安易な解熱剤使用は薬剤師としてあまりおススメはしません…)が、それ以外の方法としては身体を物理的に冷やすという方法があります。
頸部(首の横の部分)、わきの下、鼠径部(足の付け根)
この3か所を冷やしてあげると効率良く身体の熱を下げることができます(上記3か所には太い血管があり、そこを冷やすと全身の熱を下げやすいと言われています)。
そんな時に重宝するのが実は氷嚢だったりします。
家の冷凍庫で氷を作っておけさえすれば簡便に冷やすことができますよ!
ただし注意があります。
例え身体が熱くても、本人が寒がっている時は無理に冷やさないようにしましょう。
「寒がっている=熱が上がっている最中」ですので、熱が上がり終わってから必要であれば冷やすようにしてあげて下さい。
子供が高熱の時に必要なもの③:熱を出している子供に一番必要なものであろう「水分」
体温計、氷嚢と紹介してきましたが、最後に紹介するのは水分です。
正直体温計、氷嚢が手元に無くてもなんとかなります(もちろんあった方が便利であることは間違いありません)。
しかし、水分は手元にないとどんどん弱っていってしまいます。
ちなみに大人の身体の約60%は水分から出来ていると言われていますが、子供はどうでしょうか??
実は乳幼児で70%、幼児で65%と言われています。
つまり、子供は一般的に大人よりも水分が必要なんです(体格に対する水分量)。
それなのに熱を出して体温が高熱になり汗としてどんどん水分を外に逃がしてしまい(不感排泄)、どんどん脱水に傾きます。
脱水にならないようにスムーズに水分補給をすることが出来れば問題ありませんが、だいたい食欲もなく嫌がることが多いです。
ですので、出来ることとしては子供が普段好きなスポーツドリンクを準備しておくことかと思います。
アクエリアス、ポカリスエット、、スポーツドリンクであればなんでも良いと思います(適度に電解質が入っているものにしましょう)。
「子供が熱を出して具合が悪い→子供とつきっきりで看病→自由に買い物に行けない」
ということも頻繁にあるので、普段から上記のような水分を準備しておきたいところですね。
しかし賞味期限があるので、期限を時折チェックしていざ使う時に「期限切れてたー」とならないように注意しましょう。