赤ちゃんザリガニ2匹を同一水槽内で安全に飼うために、自作の仕切りを設置してみました。実際に設置してみてからの話を書きたいと思います。
設置してみての第一印象
我ながら完璧でした!
しっかり区切ることができていたし、水槽内のデザインをそこまで損なうことなく設置できていたので大満足でした。夜寝る前に設置作業を行ったのですが、安心して寝床につきました。
仕切りを設置した翌朝
「どれどれ、赤ちゃんザリガニ達はどうかな??」
と半分寝ぼけながら、そして楽しみ半分で水槽を覗いてみると一気に目が覚めました!!
「なぜか一緒にいる!!」
区切ったはずなのに、片方の赤ちゃんザリガニがもう片方の赤ちゃんザリガニのスペースに移動してるではありませんか!!焦りすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました。。
急いで網で片方の赤ちゃんザリガニをすくい、元の場所に戻しました。2匹とも無事だったのでホット一安心。
自作の水切りを検証
仕切りを設置した翌日の夜。原因を検証してみたところ、ひとつの可能性が浮上してきました。よくよく自作の仕切りを見ていると、僅かな隙間が見えました。
最初はまさかこんな小さなところ通るわけがない、と油断していたのですが、おそらくここが通り道になっているであろうと判断!!
黒い網を付け足してこの隙間を限りなく小さくして再チャレンジ!
…しかし翌日になると、なぜか2匹とも同じエリアに。。
しばらく赤ちゃんザリガニたちを観察
どこから移動しているのかが全く分からなかったため、家族3人で交代で赤ちゃんザリガニ達を観察!!すると、水槽と仕切りの間の僅かな隙間(人の手で作成したものなので、ミリ単位ではどうしても隙間が出来てしまっていたようです)があったようで、そこに体を無理やり押し込んで移動している現場を発見!!
次の一手はこれだ!!
この時点で僕の制作力の限界を感じました。ミリ単位での設計は無理と考えすぐに100均へ行き、何か仕切りになるものがないかを探しました。すると、手ごろなものを発見!!
これと自作の仕切りを組み合わせて水槽に設置してみました。
で、実際に水槽に設置した様子がこちら↓
結果としては…
これで成功!!
したのですが、何せ見栄えが悪い。。見栄えを妥協するか、何か他の案を考えるか…と途方にくれていたところ、うちの奥さんが作ってくれました!!自作の仕切り第2号を!!
自作の仕切り第2号の全貌
「良いこと考えた!!」
ある時突然奥さんは言いました。すると、その日の夜には薬剤の梱包で使用されている物品が家に置いてあり、「なんだこれは?」と思っていたところ開始されました。第2号の制作が。
作り方はいたってシンプル。
①梱包材を水槽の内径よりも少し大きめにカット
②中心部を適当な大きさに切りぬく
③切り抜いたところに黒い網を入れる
→梱包材に切れ目を入れて、その切れ目に黒い網を入れる
④完成
梱包材も黒い網も固い素材ではなく、ある程度しならせることができるため、少し大きめに作っておくことがポイントかもしれません。
まとめ
まずひとつ言えることは、ザリガニは例え赤ちゃんであっても「脱走の名人」であることを忘れてはいけないということです。
大人のザリガニを飼育するうえでも、蓋をあけたままにすると気付いたら水槽からいなくなってるとか、ホースを辿って外に出ようとしているなどの話をよく聞きます。しかし、あくまでそれは大人のザリガニの話だと思っていました。
しかし、今回の件があってからは、よっぽど赤ちゃんザリガニの方が脱走の達人ではないかと思うようになりました。
赤ちゃんだから大丈夫!
ではなく、
赤ちゃんだから気を付ける!
という意識が大事だと勉強しました。皆様ももし何かの拍子でザリガニを飼うことになった際には、何かの参考にしてみて下さい。