iPad(9世代)とサードパーティのペンを手にしてから数ヶ月。
実はいつかやろうと思っていたことがあります。
それは、
「薬ザリのLINEスタンプを作って販売してみる」
という、絵心が全くない私からすると何とも無謀な挑戦。
その無謀さは火を見るよりも明らかでしたが、先日何とか形にすることができました(誰も売上を出すとは言ってないので笑)。
私の場合の、LINEスタンプを作成するのに必要なもの、手順、販売申請について紹介したいと思います。
- iPadでLINEスタンプを作成するのに必要なもの
- iPadでLINEスタンプを実際に作成してみる
- iPadで作成したLINEスタンプの元データを使って販売申請する
- iPadで作成したLINEスタンプを販売してみて
iPadでLINEスタンプを作成するのに必要なもの
それでは早速、スタンプを作成して販売するまでに使用したものを紹介します。
LINEスタンプを作成するのに必要なもの①:iPad
そりゃそうですよね、iPadで作成するって言ってますもん(笑)
ちなみに私は2021年9月に発売された第9世代を使用しています。
ですが、少なくてもスタンプを作成するといった意味では第9世代である必要性はありません。
次に紹介するスタイラスペン(Apple pencilなどのペン)が使えれば全く問題なしです!
LINEスタンプを作成するのに必要なもの②:スタイラスペン
スタイラスペンはほぼ必須だと思います。
ただし、iPadのスタイラスペン=iPad pencilといったイメージが強いかと思いますが、正直値が張ります。。
私はそこまで出せないよ、、と思ったので、サードパーティー製のペンを購入しました。
結果、、大満足!!
何も不満なく絵も描けるし、スラスラと文字も書けますよ。
LINEスタンプを作成するのに必要なもの③:ibisPaintX
今回はiPadとスライタスペンを使って絵を描くためにはアプリが必要となります。
そのためApple storeでお絵かきアプリを探してみると…
種類多ッッ!
とりあえず数種類試してみて良さそうと思ったのが「ibisPaintX」です。
無料で利用できますので試してみてはいかがですか??
→ibisPaintX(App Store)
絵を描くのに「レイヤー」というのをうまく使えば良いみたいですが、素人にはよくわからん!!
けど、なんとかスタンプの形は作れたので、ibisPintXでLINEスタンプを作成する手順はまた別の機会に紹介したいと思います。
LINEスタンプを作成するのに必要なもの④:LINE/LINEスタンプメーカー
LINEスタンプで販売するために必要なアプリになります。
LINEはほとんどの人がスマホに入れているであろうあの「LINE」です。
それに加えてibisPaintXなどで絵を描いたデータをスタンプとして登録するのに必要なのが「LINEスタンプメーカー」となります。
絵の準備が出来てからでも全く問題ありませんが、販売前までにはインストールしておく必要があります。
iPadでLINEスタンプを実際に作成してみる
ここまでで必要なものが全部揃いました。
後は、絵さえ描ければ一瞬で販売申請までこぎつけます。
それでは早速「ibisPaintX」を使って絵を描いてみます!
ibisPaintXでLINEスタンプの絵を描く
アプリを立ち上げると、「マイギャラリー」「コレクション」「オンラインギャラリー」と選択肢があるので「マイギャラリー」を選択します。
画面上のタグの部分に「+」マークがあるのでこちらを選択すると、「新規キャンバス」のサイズを選択することが出来ます。
ここで便利なのが、デフォルトで「LINEスタンプ」のキャンバスサイズが設定されているところ!!
素直に「LINEスタンプ」を選択するだけで、LINEスタンプに適したキャンバスの完成です!
あとは、出来上がったキャンバスに思い思いの絵を描いていくのみです。
自分で絵の描き方を紹介できれば良いのですが、私には今のところそのような才能はないため、私が実際に参考にさせてもらったサイトのリンクを貼っておこうとおもいます。
ぜひ皆さま参考にしてみて下さい↓↓
【初心者向け】アイビスペイントの使い方【イラスト描き方も記載 | ibisPaint】 - ZRデザインラボ
ibisPaintXで作ったデータを保存する
ここでは、先ほどの工程で書き終えた絵の保存方法を簡単に紹介します。
画面の右下に「←」矢印がありますので、こちらを選択すると「設定」「透過PNG保存」「PNG保存」「<マイギャラリーへ戻るう」と4つの選択肢が出てきますので、今回は「透過PNG保存」を選択します。
そうすることでiPadの写真データとして本体にスタンプ画像が保存されます。
この保存されたデータがスタンプの元データとなります。
ちなみに、LINEスタンプの販売単位は8個/16個/24個/32個/40個のいずれかですので、最低でも8個の元データは作成しておきましょう。
iPadで作成したLINEスタンプの元データを使って販売申請する
ここからは作成したスタンプ画像を販売するための手順となります。
が、私は1つ無駄な手順を踏みます。
理由は、PCでLINEにログインしたくないからです。
時折、PCからログインが試みられました。心当たりがない場合はパスワードの変更をお願いします、、というような注意喚起をもらうことがあって、それ対策としてPCではLINEにログイン出来ないように設定しています。
PCで問題なくログイン可能な状態であれば、次に紹介する「データをスマホへ移行する」の手順は不要となりますので読み飛ばしてください。
iPadのLINEスタンプの元データをスマホへ移行する
※この手順は省略可能です
今の状態ではスタンプ画像のデータはiPadにあるわけですが、LINEスタンプの登録作業はLINEへログインできる端末となりますので、私の場合はiPhone(se2)となります。
そのため、iPhoneにデータを移す必要はあるのですが、私はGoogle Photoで共有しているので自然とデータは移行されます。
もしクラウドで共有していない方はメールに添付などをしてスマホにデータを移しましょう。
LINEスタンプメーカーで基礎情報を入力
ここでようやくLINEスタンプメーカーの登場です。
まずは、アプリを起動して画面右上の「設定(上画面の赤矢印部分)」より基礎情報(クリエイター名とユーザー情報)を入力しましょう。
入力時に決めておく必要があるのは「クリエイター名(英語と日本語)」「メールアドレス」ぐらいでしょうか。
画面を進めていけば難なく入力は終わると思います。
iPadで作成したデーターをLINEスタンプメーカーで販売申請
基礎情報の入力が終われば、販売まではもう少しです。
LINEスタンプメーカーのホーム画面下にある「+」ボタンを押します。
すると「スタンプをつくる」という下のような画面に移行します。
後は、iPadで作成したスタンプのデーターをこれまた「+」ボタンを押して登録していきます。
販売単位は8個/16個/24個/32個/40個のいずれかですので、必要な個数分のデータを登録しましょう。
あとは「メインの画像」「タイトル」「(スタンプの)説明文」を登録したら画面下の「販売申請」を押して終了です。
LINEスタンプメーカーで販売許可が出るのを待つ
当然ですが、どんなスタンプでも販売できるわけではありません。
制作ガイドラインというものにしっかりと則って作成されているかの審査があります。
この審査にどれくらいかかるかというのは色々な報告があるようですが、私申請してから約14時間後に販売許可が出ました。
普通に作っていたら難しい審査ではないかと思いますので、気楽に待ちましょう!
ちなみに、許可が出るとLINEメッセージが届きますよ。
この報告を持って、ようやく作成したスタンプが世に解き放たれるわけですね。
iPadで作成したLINEスタンプを販売してみて
LINEスタンプメーカーの使い方説明を見てみると、
スマートフォンからLINEスタンプが簡単につくれます。
スタンプの審査申請や販売もスマートフォンから対応できます。
と書かれています。
確かにiPadを使用せずにこのアプリだけでLINEスタンプを作成するのも可能なのですが、やはりiPadなどでスタンプの元データを作成してからの方が自由度が高いのでおススメです。
ちなみに、、私はまだ1セットしか販売していませんが、、1個も売れていません(笑)
どうやら素人が販売してもなかなか難しいところがあるみたいです。。
最後に私が作成したLINEスタンプのリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください(見てもらえるだけで嬉しいです!)。