薬剤師とザリガニの奮闘記

~薬ザリ(yakuzari)の備忘録~

今度はヘプタバックス-Ⅱが販売・製造中止!!

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ヘプタバックス供給停止
またもや情報が飛び込んできました…。

今度はヘプタバックス-Ⅱ(B型肝炎ワクチン)が販売・製造停止のようです。

今はセファゾリン問題でそれどころじゃない!!と声を大にして言いたいところですが、ワクチン関係もICTもしくはAST担当薬剤師としてはしっかりと対応していかなければなりません。

セファゾリン騒動はこちら↓↓
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ついでにタゾピペ騒動はこちら↓↓
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今のところ、当院担当のMRさんと卸の方から情報をいただいています。その限りで現時点で分かっていることを書いておこうと思います。追加情報をゲットした際には随時情報をupしていきます。

ヘプタバックス-Ⅱ販売・製造停止の理由

原液製造の上流工程において所定の規格を満たせない事情が断続的に発生したことを受け、日本及び世界各国に向けて供給しているすべてのB型肝炎ワクチンの製造を自主的に中止し、原因究明にあたっております
引用元:MSD配布資料

ヘプタバックス-Ⅱの今後の供給は??

今のところメーカーと卸とで言っていることが違う印象です。

メーカーからの情報

とりあえず供給がストップするのは0.5mL製剤は2019年10月以降、0.25mL製剤は2020年1月以降にメーカーから卸の方に供給できなくなる見込みとのこと。

卸からの情報

メーカーは上記のように卸にも情報を渡しているようですが、既に出荷調整がかかっているとのこと(既存の契約施設優先で販売するようにと)。0.5mL製剤については一応10月分までは大丈夫とメーカーは言っているが、メーカーから卸にどのようなスケジュールでどの程度の数が卸されるかが未定のようで、ただただこちらも不安です、とのこと。

しかし、こういった供給停止の情報が出回ると、どこの施設でも買いだめする傾向にあるので、上記の期日より早く供給がストップしてしまっても不思議ではありません…。

現状できること

おそらくどこの医療機関も新入職員などに一斉に接種が開始される頃かと思います。しかしB型肝炎ワクチンは1度のみではなく、半年程度の間で3回接種が基本となっています。1回目のワクチンは準備できたけど、2回目3回目は準備出来ませんでした、では洒落になりません。

「ビームゲン」というワクチンもありますが、現在の流通量がヘプタバックス:ビームゲン=30:1という噂もありますので、ビームゲンだけでの対応はなかなか難しいような気がします(製造を強化するように依頼はされているようですが…)。

さらに、B型肝炎ワクチンは母子感染の予防や、針刺し事故などの時にも絶対に必要なワクチンです。状況をしっかりと見極めていく必要がありそうです。